書見台って知ってますか?

書見台を購入しようと思う。



書見台とは、本を開いた上体で立てかけておける台のことで、
例えば、音楽の楽譜を開いて立てかける台と同じ役割を果たす。


私は本からの引用をすることが多く、
あるページを開いた状態で、PCを打ち込無なんて事が多いので、非常に作業効率が期待できる。


で、欲しがったのだが、その書見台を探すのに、PCで検索しようとした。
でも、「あれ(書見台)、なんていう名前?」


と検索キーワードが分からずネットでは探せない状態。


でもでも、まずは近いキーワード「ブックスタンド」と引いて、探りを入れてみた。


すると、やはり、いわゆる「本立て」「本棚」の販売サイトが並ぶ中・・・



何ページか調べてついにお目当ての商品画像を入手。



商品画像のタイトルには、「書見台」とある。


「ほう、これは『書見台』と言う名前なのだな」


と認識。


情報が言語化された瞬間である。PCには現状言語情報しかないので、
書見台」が言語情報化した以上あとは、あらゆる入手方法が可能だ。



そして、私は「書見台」のお買物情報にアクセスできるようになった。


ということで、



情報化社会とは言え、その情報の本質はまだまだ、「言語情報」に過ぎない。
氾濫する情報が「キーワード検索」により、出力されるからだ。


(キーワード検索の言うキーワードとは言語を使用した検索方法なのだから)



名前の知らないものなど、「非言語情報」を探すのは、一度「非言語」を「言語」化する作業が必須となる。
そして初めて、情報化社会の恩恵にあずかれるのである。


ということで、非言語情報を言語情報をするには、人間の知恵・勘・工夫によるところが大きい。


ここを器用に、上手に言語化できる人は、あらゆる情報にアクセスする権限がうまれるのである。
そして、情報の優位性を持てるのである。


それを実感する「書見台」探しのたびでした・・・



因みに、私、書見台を、漢字のみで発見したため、読み方が分からず、母に教えてもらうまで、「しょみだい」と読んでいた。
(正式には「しょけんだい」と言うらしい)



言語情報が集約される現代。
言語化できない情報を探すというスキルが人との差をつけると言うことを実感した出来事でもありました。