いいちこの営業マンに学ぶ

今日の言葉はさっきリサーチしていたときに見つけた、臼井由紀先生のブログより引用



「人生にはどうしても避けられない道がある。(中略)その道を歩く時には、涙を見せてはいけない。ただ黙って歩く…」



人生には避けてはいけない道があるのだ。
そして、その道を歩くときは、ただ我慢あるのみ。







昨晩、偉い人のプライベートなお呼び出しを頂き、
近所の各停しか止まらないような駅の、路地の焼き鳥屋さんで飲んでいました。


そこで話をしていると・・・


若い営業マンが暖簾をくぐってきました。
そして、おもむろにいいちこをオーダーすると、名刺を取り出し、
店員に「今日大分から来ました。三和酒類いいちこの会社)のものです」といいました。


本当に各停しか止まらない駅の路地の焼き鳥屋なのに、大分の本社から営業マンが3日の営業行程をおして、
くるとは・・・どのような戦術なのだろう・・・と思と同時に感動しました。



私と、私を誘ってくださった方は、もう興味津々。


私と一緒のその方は、営業上がりの社長さんなので、若い営業マンと意気投合。
帰り際、
「営業マンはこうでなくては、お前も見習え・・・」
「ああいう若い元気な営業マンがいるなら会社はあいつらにかかっているから大丈夫だ」
と。


やはり、営業を経たものは、人情を大事にして、商談をするようです。
なぜなら、営業担当者本人のパーソナリティー・人情以外の差別化は、金額という最もつまらなくて、大きいファクター
に依存せざるえないからです。
また、価格で選ばれた仕事は再度仕事を頂く際もディスカウントを要求される立場になってしまう。
人間関係で仕事が来れば、あらゆる有用な情報をくれたり、仕事の口を利いてくれたりしてくれるからだ。


これは商人にも言えることですが、営業マンである以上、安売りと言うのは最も工夫の無い売り方で、それをするとしても最後の手段であるべきである。


ということで、最初はやはり価格交渉ではなく、担当者同士顔と顔をあわせて信頼関係で、お互いお付き合いをしろと言うことなのである。



言うは易し・・・かもしれないが、これは唯一の道なのだと思う。



私も非常に良い刺激を受けた。



でも、いいちこさんも現在の「いも焼酎ブーム」の中、結構岐路にいらっしゃるようだ。
今は、険しい道かもしれない。けど避けては通れない道なのだろう。


すぐに、成果はでないというのは営業マンにとっては、悪い環境であるが、地道な営業活動がいつか実を結ぶ。
そのときまでは、スタンスを崩さず、ただじっと営業をする。


ご苦労されている方が、私は好きだ。



昨日のあの営業マンも非常に人情味がおありで、お人柄が良さそうだった。
あのような営業マンを私は尊敬して、お手本とさせて頂きたいと思う。