精鋭の集団はなぜか強く無なれない!?(オッドマンセオリーを知って

オッドマンセオリーという理論がある。


7,8人のグループがあったとすると、全員が精鋭ばかりだと、集団はかえってあまりうまく機能しなくなる。


この中にオッドマン(奇妙な人・かわった人)が入っていると、かえってこの人物が緩衝材の役割を果たして、手段は活性化するという理論だ。



これを読んで、思い当たるフシが大分ある・・・と思った。
これは非常にリアリティーのある真理(ちょっと表現おかしいか)だと思う。
また、アリの研究からの引用であるが、




古くは聖書の時代から「働き者」の代名詞とされているアリだが、ビックリすることに、その「働きアリ」の中に「怠け者のアリ」が存在することがわかっている。


最近の研究によると、アリ30匹を3つのコロニーに分け、毎日3時間、5カ月に渡ってその行動を調査した結果、「エサをとりに行く」「女王アリの世話をする」といった「働きアリの仕事」をほとんどせず、動かないか、自分の体をなめているだけのアリが、どのコロニーにも約2割もいるというのだ。



さらに、よく働くアリを数匹取り除いた状態で巣の様子を見ると、仕事熱心なアリの労働量が増えただけで、怠け者はやはり怠けたまま。


ところが、逆に怠け者アリを取り除いてみると、よく働くアリだけになったはずなのに、その中に怠け始めたアリが出てきたという。「優秀な個体だけでは、集団の生産性は最大にならないことがわかっている。


働かないアリにも何か役割があるかも知れない」と研究チーム。

このアリが作る組織は、人間が作る組織にも同じことが当てはまると言われている。大抵の企業において、よく働く人間と、普通に働く人間、そして怠ける人間の割合が、「2:6:2」になる事が多いそうだ。



R25(2004.09.22)・TBSラジオバツラジ』より文章を引用)




組織論は難しいですね…



今日は最近のお気に入り研究レポートを紹介しました。