歴代のドラえもん作品でトップ!?カンヌの完成度を誇る作品だと振り返

ドラえもん『おばあちゃんの思い出』
これは名作です。


http://jp.youtube.com/watch?v=3qt3JWzi6Zc


当時子供だった私にとってもこのドラえもんの作品は最も衝撃的でした。


そして、私だけがそう思っているものと思っていました・・・


でもyoutubeでも特別な作品的な位置付けをされていて、支持を集めていて、
(しかもリメイクされているのでしょうか、それだけ製作スタッフも特別な作品のひとつという位置付けなのでしょうか)
こんなに静かに同世代の共感を呼んでいたとは…



グレイとです。感動しました。


当時は、余り子供のお友達の間で『あれは感動した』とかは恥かしかったこともあり、話題にももぼりませんでしたから・・・



でも、実はみんなしっかり見ていて、大好きだったのですね。



昨日、これを思わず見ましたが、正直泣きっぱなしでした。
嗚咽が止まらないほどに・・・
(恥ずかしながら)



「幼少の残酷な自分を自ら客観的に観察し、己を知る。そして、おばあちゃんの愛ややさしさに触れる」


自分の身の回りの子供にはみんなに見せたい。いや絶対に見せてやる。
そう思う作品です。


私が教育者であれば、小学校の夏休みの読書感想文のように、あのビデオを1本見せて、感想文を書く。
と言うことでも偉大な効果があることでしょう。



本当にざまざまな要素・演出が、パーフェクトに教育上、何らかの意味を持っています。
「ほぼ」ではなく完璧。


そして、私も祖母になるべく良くしたい。そう思う今日この頃です。
これを見れば万人がやさしくなれるでしょう…



そして、ぶしつけながら、このおばあちゃん。
先に「与える」と言うことを徹底して、自らの損得を排除しているという姿勢は、
商売の法則においてもものすごく勉強になることだと思いました。



人間が究極に目指すは、このような人格者ですね。



もう一つぶしつけながら、この作品の完成度はカンヌのパルムドールも照準に入ると断言します。



まだ、超親日シラク氏からサルコジ氏(シラクのカウンター的に反日的な側面アリ)に替わって日が浅いですから、
日本文化における評価も上々でしょうからね。



ちょっと、広範は無骨で、前半の感動をシラケさせる文末になってしまいました…


でも、このまま掲載します。
(誤解を承知で言うと、未完成の作品ってのは、ブログだからできるってのもあるでしょうから)