あの三島由紀夫に最後の晩餐を振舞った。カリスマ料理人の言葉(その

あの三島由紀夫に最後の晩餐を振舞った。カリスマ料理人にして日本フランス料理界の父 志度藤雄氏…


今日の言葉はこの人から引用します。



「材料を無駄にせずに徹底的に利用するというのは、材料の持つ性質を知りつくしていなければできることではない」



あの日本文化フェチの三島由紀夫氏が選んだ最後の晩餐が日本料理ではなく、フレンチだったということは私には以外でした。


日本フランス料理界の重鎮、志度藤雄氏は、当夜のことを、未だに記憶しているそうです。
さえないくらい顔で、サインを書いて、しかもついでで、自ら進んで英語でもサインを書いたという…
これらの事象に意味があるのか、無いのかは全く不明だが、いちいち考えてしまうところもある。


でも、ある人も言っていたが、三島由紀夫氏の美意識に耐える最後の晩餐として、志度氏の料理を選んだのは、三島氏としては当然の矜持だったのだろうとも思える。


志度藤雄氏は料理人としてとても幸せな方だったと思う。



こないだ銀座のあるお店から見えた、バーがSHIDO(しど)という名前だった。
そんなこんなで今日はこの話題にしました。



明日も引き続き、志度藤雄氏からの引用です