影響力の武器

今日の言葉


「書くことには魔術的な力がある」



『影響力の武器』
 ロバート・B・チャルディーニ著




影響力の武器を毎日読んでいます。

「返報性のルール」
「一貫性のルール」
など目白押し。



特に人は一貫した行動をとりたがり、
一度とってしまった行動を補完する為の行動を、時としてそれは非合理であっても、
履行するようなプレッシャーとなる事もある。


と言うような考察は、
日常色々なところにて、失敗談として自覚するところです。



書くことが魔術的な力となることも、
この一貫性を履行しようとする心理の作用です。



ということで、昨日私が書いた
「女性の好み」は、もう書いてしまったので、
それにも以後魔術的に拘束されることを意味する気がします。


(それは凶なのか吉なのか…わかりませんが)



ある心理学の本では、
自分で「失敗するかも」とある行動を予感、予見する(潜在、顕在意識問わず)と
その通りに事が運んで、ありえない失敗を誘発してしまうことがあります。



「これは失敗を意識の有無に関わらず予感することで、
 そこに行動が吸い寄せられ、結果、予感と同じ行動をしてしまう」


というもので、


「失敗をするゲームを自らに仕掛けている状態」
というような表現をしていました。


これも同様のことを言い表していると思います。



影響力の武器。
非常に価値のある読み物です。