元禄バブルが崩壊したときにもこんな事が言われたっけ!

江戸中期における元禄バブルが崩壊し、
有力商人が軒並み倒産した経済再編時代がありました。


近江商人の「三方よし」と並び商人の道義を説いた石田梅岩

その著書「都鄙問答」を記しました。


商人の営利活動においては、昨今、洋の東西を問わず、
忌み嫌われていたようで、石田梅岩は…


「商人の売買は天の佑け」

 つまり、商人が利益を得るのは、
 武士が禄をもらうのと同じ

と説き、営利活動の正当性を述べた人物。



しかしまた、だからと言って
一方的に商人の味方をしているわけではなく、


(今日の言葉)

「二重の利を取り、
 甘き毒を喰ひ、
 自死するやうなこと多かるべし」

石田梅岩


暴利を貪らず、道義的に正面きった商売をせよ。


と戒めている。



多少(!?)、社会環境が違うくらいでは…
人間である以上、やはり、みな思考は同じなのですね。



私もGW中盤、ちょっとだるいですが、
気概を持って商売に励みます。