今年は昨年のカウンターがウケると言う市場分析

あるコンサルの方が今年1年の市場動向・消費者マインドの考察によると…



今年は、「正直」「まじめ」「本物」などがウケる要素となる消費者のマインドがあるということです。


なぜそのようなことがいえるのか?


昨年の清水寺で行われた「今年の一語」。それは「偽」でありましたように、数々の食品偽装、政界汚職などが象徴的な年となりました。


今、国民は、この日本に蔓延した「嘘」「偽」等のネガティブな状況に嫌気が差しているマインドを抱えており、そのカウンター的動機として、今年は、その真逆のものに価値を見出すような心理が働きます。


消費マインドが保守的となり、本物志向に近いものとなるといえるかもしれません。


例えば、正真正銘、本物の比内地鶏の味に感動した・・・などです。


今年商売を考えるなら、もう「嘘」や「偽」に走ったら、より失望を買う結果となるでしょう。
(そもそも嘘・偽などはいけないことですが…)


で、今年の商売は「より正直に」「よりまじめに」「より本物を追求して」と言う視点を強化することが、お客様の満足に直結するという市場動向であると思います。
(ちょっと語弊もありますが)



なぜ、そんな話かというと…


昨年など、ボクシングも色々不完全燃焼な試合があったり、ボクシングに対する不審のようなものがファンの間で確かに存在したと思いましたが、
(ちょっと例えがずれているかもしれませんが)



昨日の長谷川穂積王者のバンタム級防衛戦。


KOこそないものの、ものすごい壮絶な試合でした。
まさに「ボクシング」と言う感じで、とってもエキサイティング。
視聴者として、非常に満足感のある。試合だったのです。



長谷川穂積チャンピオンの試合にここまでおもしろく、しかも「充足感」すら感じるほどエキサイティングだったと感想がもてたのは、確実に、昨年まで続いたボクシングにて、「余り面白くない試合にうんざりしていた」と言うマインドがあった事に気づきました。


そして、それゆえに、知らず知らずのうちに、「エキサイティングなボクシングを渇望していた」ようでして、この度の長谷川穂積チャンピオンの試合は、ラッシュの嵐などまさにエキサイティングで内に秘め、渇望していたボクシングを言うものを目の当りにして、感動したのです。


語弊もあるかもしれませんが、「本物のボクシングに感動した」のです。



消費者マインドも視聴者マインドも、主体が同じ人である以上。自分がボクシングの試合中に感じたことは消費の現場に置いても起こる心理であるはずであり、昨晩はそれを痛感しました。



私も今年のテーマは早速、
「まじめ・本物・誠意・正直」を掲げることにし、その運用においても、意識していこうと思っています。