思い込みは成長を阻害する考え方


今日の言葉


「思い込みは成長を阻害する考え方」




そう、思い込みでとかかなりの確率で、失敗すると分かっていても、
その損害・被害が例えば、「1日無駄にしてしまった」「調査費で2万円使ってしまった」程度の許容されうるものであるならば、それは思い切ってやってみるべきなのだと思う。


大抵は損をするものだが、いくつかは次の展開につながる。

「かなりの確率で失敗する」と思っていたものも、その100%が失敗することはむしろまれで、
いくつかは必ず、未来の可能性を秘めることがあるのです。


例えば、ある商品をずっと通販で売っていたとき、原価・労務費・広告費などのコストが代金と同じにしかならないことがありました。


収支は±0程度(時には赤)でした。


はっきりいって意味ありません。


代金≒コストでは商売としては失敗です。
利益がありませんので、そして、この数式(代金≒コスト)が成立する以上、
商売の発展はないというのは一般的な考えです。


そして、それは思い込みでもあるのです。


でも、そんな思い込みをかみ殺しても、通販を続けてみたところ。


通販の収支はトントンだけれども、メディアの取材が定期的にくるようになった。
メディアに露出すると、通販の反応が良くなり、ますます、勢いがつき、他の販売チャンネルを含めた販売促進費
が下がり、全体として利益体質となることができた。


と言うことがありました。



思い込みは成長を阻害したという私の経験上の教訓です。



これも普段良く使う、「(結果を)慌てる乞食はもらいが少ない」ということなのでしょう。


思い込んでいる状態は、行動が伴っていません。
いわば机上の空論なのです。
机上の空論は論理的ではあるけれど、論理を展開する情報という材料が限定されるし、なにより、問題を実体験してみた時の感想が含まれないことが問題であるといえます。

それならば、コストが許容できるという見積を作って、ソフトランディングで、テストマーケティングをまずやってみる。

商売が動くと、計算外の思わず副産物は、現れるものです。
それを期待する、と言うのも一つの経営判断だと思います。


いわゆる見切り発車のメリットと言う一面もありますが、これらの考えは、決して雑ではありません。
だって、コストの見積はしっかりしているのですから…




そして、そのようなまずやってみる(コストは投資として見積をしておく)。というのが、自分の事業に対するスタンスになっている気がします。


ということで、今日は以上