世界一高いグレードのコーヒーは存在しない!?

コーヒーのグレーディング(格付け)には世界統一のものはない。
各国別にグレーディングの基準があるのだ。



例えばコロンビアは豆の大きさ(サイズの大きいもの順)に応じて、グァテマラは標高の高い順、ブラジルは欠点数(不良豆や不純物の混ざる量が少ないもの順)等基準が様々である。


ゆえに比較する機関が無いので、世界一高いグレードのコーヒーというのは無いのだ。


コーヒーは嗜好品であるし、味と言うのはそもそも主観的で計量できないものであるので、
そもそも、そのようなあらゆる土地事情などを勘案した国別・地域別のグレーディングしか方法が無いのであろう。



因みにこのグレーディングで私が面白いと思ったことは、ブラジルの格付けはナンバーが付与されるのだが、
一番高いグレードはNo2なのである。


なぜ、最高のグレードがNo2でNo1ではないのか?





というと、
ブラジルのグレーディングは欠点数で決まるのは先述の通りであるが、コーヒーは農作物である。農作物で欠点が0というものは存在しないと言う考えからだそうだ。



非常に現実的で、おもしろいなぁと思った。







なんて、今日はちょっと雑学。




今日の言葉



「革命は解決とはならない」