いちばん好きなことは2番目にやれ

今日の言葉


「いちばん好きなことは2番目にやれ」



最近分かるようになってくる味わい深いお言葉は、ある年度の早稲田大学卒業時の総長の言葉だそう。




好きを仕事に直結して、「好きなことを仕事にする」
これも大変結構なことだが、好きなことを仕事にすると余計な思い入れゆえに失敗することもある。
仕事は商売。


好きなこと、やりたい仕事ではなく、稼げる、儲かる仕事という視点で商売・仕事を判断することは大前提である。
と言うことである。



でも、最近思うのは、好きな仕事は継続できると言う他に得がたい魅力もあるし、
逆に好きと思った仕事が、実は仕事としてやるとつまらないことになってしまったり、そもそも好きだと思ったことが勘違い。というケースもあるだろう。



好きと言うのは、論理的でない価値基準である。
それだけで仕事を左右せず、そもそもあまり思いすぎず、2番目くらいのスタンスで選択し、
日々の運用において精進すればよい。


ということのように思う。



好きなことを2番目にやるというスタンスは、そのリラックス加減で、2番目なのに、1番と設定して気負ったときより良い仕事となることは、あるような気がしてしまう。



でも、こういう不確定ながら、不思議と層だと思える現象は最大限利用すべきだ。


とても現実的な、味わい深い言葉だと思う。