このセリフ、気に入ったぜぇ!!

今日はおもいっきし変化球です。


今日の言葉


「みんなサリエリ



ちょっと深いです。

サリエリ・・・


あのモーツアルトの映画「アマディウス」でおなじみの、宮廷音楽家です。
アマディウスと言う映画は、今更説明するまでも無いですが、


天才モーツアルトの音楽家人生を、同時代に同業者として、先輩として、ライバルとして活きた
凡人(天才ではない)のサリエリが「天才を羨望する視点とその才能に嫉妬する視点で描いた大作」です。


因みに私はこの映画、5本の指に入るほど好きです。




で、肝心の出処を忘れてし合いましたが、
これを見た瞬間は「ほぉ〜」と感心してしまいました。



映画を見れば、サリエリという人物は、人間の醜い部分を徹底的にフォーカスしてその人物を強調している
損な役回りをしていますが、
実はサリエリ、特段性格が悪いわけではない、至極真っ当な人間なのです。


ただ、人と違ったのは、余りにもまぶしい天才と同じ時代を同じ業界で生きたという状況だけだ。



サリエリは、映画の中では一般的な人間、標準的な人間のを代表している。
そして、人間と言うのは、普通の人であってもこうも醜い部分があるのだ。例外なく・・・というメッセージを発信している。


今日の言葉、「みんなサリエリ」のメッセージは、それをダイレクトに感じ取った人が作ったものだと思います。


人は等しくサリエリのような部分を持っている。
自分も、そしてあなたも・・・


決して、驕る無かれ、みんなサリエリなのだ。