フィリップマズローって知ってますか?

昨日に引き続き富裕層の話題です。



早速今日の言葉


「一般人は富裕層を模倣し、日本の富裕層は世界の富裕層を模倣する。そして、世界の富裕層は王侯貴族を模倣する」



これは必然となりつつあるようですね。あらゆる世の中のトレンドが説明できそうな気がします。


そして、これはフィリップマズローの欲求の5段階説と同じモデルですね。



人の欲求は肥大化する。しかし、そのモデルでは見落としがちな内容があります。
それは、限りなくその頂点に到達し、より高次を望めなくなった人はどうなるのか?


という点です。



ある授業で私は、社会学者の方の講義を聞いた際、あのバルセロナ5輪(オリンピック)女子水泳の金メダリストの中学生選手について述べておりました。


この選手は「今まで生きてた中で一番幸せです」というクローズアップされた言葉からも分かるとおり(ちょっと本人には心苦しいですが)、この選手は中学生で欲求5段階説で言う最高次に上り詰めてしまったのです。



ゆえに彼女はその後の目標設定で悩みます。オリンピックと言う舞台以上の高次の目標と言うのは現実にはなかなか存在しないからです。
彼女はしばらく悩んだことでしょう。


恐らく、その後の人生で幸せとなりえなくなってしまったような気がします。



(脱線しますが、私はこの出来事で年相応と言う言葉を学んだ気がしました)


欲求の5段階それを1段昇ることも難しいながら最高次に達してなおそこにい続けることと、そこで生きる意味を自ら見出すことはとても困難な作業でしょう。


だから、富裕層には、人格的な素養が要求されるような気がします。
そして、富裕層はお金があるからと言って必ずしも散財しない。
お金を大切にして、質素な生活をする。あるだけ使わない。それが大富豪の消費動向ではないかと思います。
彼らも、ある意味で欲求5段階説の最高位にいて、かつ、そこに住見続けています。
自己管理、自制など欲望を管理する高い人格的を要する人たちのようです。




事業ができ、自制も効く方たちです。事業で失敗するはずがありませんね。
だから大富豪は尊敬に値します。


最後は、ちょっと富豪の話にそれましたが、まあ良しとしましょう