「ありがとう と言われないサービス」

今日の言葉


「ありがとう と言われないサービス」




これは私が日々思い続けていることです。


私は小売業(物販)をしています。


商品ただ売るのは、単なる商行為。
商品に関して質問されたり・その使用を提案できるのが、サービス


では


「ありがとう と言われないサービス」


とは…




それは、お客様を人間として接する、礼を尽くすことだと思います。
(ちょっと誤解を招きますが…)


相手の立場になって、
相手が気付いている/いないに関わらず、サポートをする。


そして、それは時として、
お客様の意見を否定する事やご機嫌を損ねる趣旨の行動・発言だったりする。


間違いの訂正・より良い提案など。
(人によってはおせっかいですから、その引き時が難しいですが)



「ありがとう と言われないサービス」


は非常に高度で難しい、ある意味サービスの究極形態であり、
最もベーシックな部分である気がします。







また、

お客様に対して私ができること。

してほしいことは異なる場合があります。



これを完全一致することを、目指している自分がいました。
でも、最近では、

お客様の利益をかんがみ、

「この商品は機能がシンプルになりますが、○○のほうがウチより安く買えますよ」
「あそこの商品はライバルだけど遜色ないですよ。十分です」



とご紹介できるようになってきている気がします。




刹那的には利益にはなりませんが、
長期的にお互いの利益になると思っています。


そして、自分にうそをつかないことで、
自信のある商品のセールスに無駄な負い目とか影響を与えずに、
集中できます。




単品商売で無い以上、
苦手な商品・得意な商品があると思います。



セールスを「得意分野に集中する」
これも成長のための手法だと考えます。



サービスって奥が深いですね。