積極的にリスクを取りに行く理由

今日のタイトルは、今日の言葉そのまま。


今日の言葉



「積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にする、

 といつも自分に言い聞かせている」



 将棋棋士 羽生善治氏(著書『決断力』)




未来のリスクを最小にする方法として、
今あるリスクに挑戦しているということです。


この思考ができる人は、


「時間の経過とともに成長し、業務の幅、質、量ともに充実し、
よって、責任が増大するだろう」


と考える人の思考です。


今あるリスク < 未来のリスク


ということですね。




だから、
より少ないリスクを今のうちにとっておこうという考えです。



いや、羽生さんの言葉の切れ味はすごいです。
ちょっといい言葉をまたシリーズでお届けすることとなりそうです。




また、今日は、また業界の大御所の方の会社にお邪魔します。
ある会社との引き合わせをセッティングしていただけるとのこと。


私のような若輩に過大に接してくれて、
やはり、人の大きさを実感します。



モノの本で、
ある分野で創業したベンチャー企業が、大先輩企業に対して、
ライバルであるにもかかわらず、


「あなたは、業界の先輩として、またその業界に影響と責任を負っている。

 業界を牽引する者として、後輩企業を育てる義務があるのではないか」




と、一見むちゃくちゃなことを言った話が紹介されていたが、


その先輩企業の役員は、

「なるほど。それはそうだ」



といって、さまざまなノウハウを提供してくれたという例があったそうだ。




私はまだそこまでの努力はないが、
先輩企業の度量の深さを感じはじめている。



ライバルであることはもちろんであるが、
業界にて先輩後輩などの人間関係が育つことは、
私は大歓迎です。




私も、ゆくゆくは業界を牽引する立場として、
業界が改善されるように影響力を持ち、私の業種もその変化に応じて、
ビジネスを進化させて、市場の売り手・買い手のWin-Winを図りたい。




そう言う目標があれば、それは男子の本懐として十分な気がする。
という今日この頃です。