地球資源危機についてちくっと風刺してみます…

ある知人が、ブログで食糧危機について書いていたので、

なんとなく私も書きたくなりました。



サミットが開催され、だいぶ経過しますので、
いわゆるトピックスの旬を外しておりますが。



現在の地球資源、地下資源、食料などの管理政策に関して、


簡単に言うと

「人類は、ここ数年で地球資源の管理・計画に失敗しちゃった」


というべきでしょう。




今社会の多くの問題は、
そのしわ寄せが、一斉にではじめていると見ることができます。




ここ数年の石油などの地下資源の計画管理は、
各国の思惑ゆえに失敗。



代替案としてのエネルギーとして、原子力バイオエタノールが注目されます。



原子力は、放射性廃棄物の処理の問題が解消されていない根本的な問題をはらむ。
ということで、とりあえず問題先延ばしで、現状の需要には対応しよう。



いまさら肥大化したエネルギー需要自体を大幅に削減するという方針は、
多様化した人類としては、無理。という感じ。



また、バイオエタノールに関しては、人口が肥大化している時期に、
食用穀物の転用を進めるというもので、相対的に食用の穀物が減少しちゃった…


という感じ。





思惑や営利の追求といった、
人間の基本的欲望ゆえの計画失敗。


まさに、資本主義の歪がダイナミックに
ネガティブな影響を与えている時期だと思います。




われわれ世代は、世代間の犯罪者となる気がします。



というのは、地下資源の管理を怠り、再生不能な地球資源を
無計画・無責任状態で利便性や快楽という節約可能なシーンで使用(時に浪費)しているからです。




地下資源は、世代間を越えた共有財産と
一様倫理上は皆わかってるはずなのに…



後の世代の人は、この世代を資源の簒奪者だとみなすでしょう。
我々(後の世代の人)の資源を搾取した人たち。と



それは、日本のバブルを謳歌した人が、後10年の富を搾取した。
という構造と同じです。



バブル時の富は、後の失われた10年により帳尻を合わせられます。


バブル世代の人が、その後の不況世代の人の富を搾取した犯罪世代
であると後世の歴史家により言われる可能性は十分あると思います。




話を戻すと、


「いや、次の世代はきっと代替エネルギーを発見・開発する」
というのは、問題のすり替えです。


私たちは後の世代が所有すべきものを搾取しているという自覚を持つことです。




・コンビニから家まで菓子パンを運ぶためだけにレジ袋を使い捨てる。

これは石油が枯渇した後の世代がそれだけのために金より貴重な石油を使用するのか?
と悶絶するかもしれません。



・ガソリンが200円だから、気軽にコンビニに車で行かれないと嘆く

これも金より貴重な石油がたった200円という激安で叩き売られていたのか?
しかもその用途は、実は行っても行かなくても良い場合がある…って!?信じられん。


と。




私も普段の利便性は好きですので、
あまり奇麗事ばかりをいうことができない行動もときにありますが、
そのことを自覚し、ありがたく資源を使うという姿勢を常に持っていたいと思います。


私も加害当事者として悲しいですから。
できることをしていきたいと思います。




そうそう、食料資源について、
これまたある知人の社長が、経営者のメタボ対策として行ったセミナーにて、
以下の点を指摘していた。


・ダイエットは食糧資源に貢献するといえるのではないか。


・食料自給率は、メタボになるほど飽食している数値だから、
 本当に必要な食料分の自給率というと、これは大幅に上昇するのではないか。
 (必要以上に食べるから太る。食料の廃棄率も問題があるから)


と。


私は、このような感性の言葉が好きです。



メタボは飽食文化の双生児。


やはり、文化にまで侵食している問題ゆえに、その解消は容易ではなく、
少なくない時間がかかりそうですが。




ということで、言いたいことだけ言ったので、
まとめは特になしです。



今日は、不快なトピックスを取り上げてしまいました。
最後まで読まれた方がいたら…




うれしいですね。



以上