ど素人がやる今どきの会社設立体験記5【登記完了後編】

今日は、登記申請後からのエピソードです。


登記申請日に記載の日時(私は3日後でした)に
登記が完了する旨の書類がもらえます。


それまでに、電子添付資料などに不備があれば、
電話がかかってきます。

(電話番号は登記申請時に書類に新たに窓口で記載した番号へかかってきます)


・電話で法務局担当者の意に沿うように修正を依頼する

・直接、(法人・個人)実印を持ち寄り、修正に法務局に伺う



により、修正します。



そして、晴れて登記完了日以降より、

登記事項全部証明(会社の登記簿相当のもの)の発行が受けられます。


(私は恥ずかしながら(?)、事業目的が30項目と多かったので、
 『申請日、午後一でくるようにして下さい』といわれましたので、この辺もご参考に…)



また、同時に法人実印登録をしたため、登記完了日に印鑑登録がされているので、
印鑑カードの発行を申請することができることになります。



ということで、
登記完了以降で法務局で行うこと、

それは、「登記事項全部証明の発行」と「印鑑カードの発行申請」の2つです。



カンタンな印鑑カードに関して説明すると、
印鑑カードは所定の申請用紙に記入するだけで取得可能です。
(法人実印は必要です(個人の実印は不要))



また、登記事項全部証明は、登記申請の窓口と異なりますが、
そこで所定の書類に記載するだけで発行が可能です。


この、登記事項全部証明を発行する理由は、
税務署に開業届と共に提出する資料として、


もしくはそのコピーで、法人口座開設などをするために必要です。



私は、三菱東京UFJ銀行にて口座開設したので、
法人口座開設に要した資料は、「全部事項証明」「法人銀行印」「免許証」
でした。


登記事項全部証明は1通だけ取得し、
銀行口座開設については、登記事項全部証明は窓口で証拠として見せるだけで、
提出するものではないので、

1通だけ登記事項全部証明は取得しといて、

最初に銀行口座で見せて返してもらい、それをそのまま税務署の提出資料として使えば、

1通で有効活用ができます。


銀行口座の開設は、銀行ごとに色々と差があるでしょうから、
事前に問合せ必要書類を確認し、当日は、窓口などで尋ねながら記入する事をオススメします。



また、県税事務所や市町村役場にも開業の届けの際、
全部事項証明のコピーが必要なそうですので、
税務署に提出する前に、コピーをとっておきましょう。


因みにこの登記事項全部証明の書類の有効期間は3ヶ月、
各種開業届は設立から、最短で15日以内というものもあるようなので、

早めの対応が必要であることも念のため申し添えておきます。


(この辺の記載が曖昧なのは、まだ手続きを済ましてないからですので、
 次回以降、これも体験記のかたちで修正するかもしれません)






ということで、
今日は登記の登記事項全部証明の取得と、銀行口座の開設についての体験記でした。







【このトッピックスで私が要した費用】

・1,000円:登記事項全部証明1通の印紙
・1円〜:口座開設時の金額(≒資本金)







今日の言葉




「平凡であることは幸せの一部ですが、やはり職業人としてはいい経

 験を積むことを第一義としたいものです」


エリエス 土井英司氏ブログより引用