イチロー氏の言う「プロフェッショナル」とは…

昨日のイチローの特番を見ました。


イチローはやっぱりすごいです。


尊敬しました。




今日の言葉
イチローが「プロフェッショナルとは」


「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、絶対的な存在になること」


だという。


非常に包括的な概念ではあるが、イチロー氏はまさにその道をまい進しているといえる。


イチロー選手の発想、姿勢は、孤高の人間として最も完璧に近いのではないかと思ってしまいます。



イチロー選手に盲信している自分は、それにあやかり、
結果を出し、もちろんオリジナルの持論を花咲かせてみたいです。



また、番組で印象的だったのは・・・

ストライクゾーンだけ打てるようになる(ボールの無駄打ちはしない)という事ができるようになれば、
自分より打てるバッターはいなくなる。
そして、今までの自分(イチロー選手)のバッティング技術は必要ない、無駄なものとなる。

世界最高度のバッティング技術でさえも、「ストライクゾーンの球だけ打つ」というイチロー選手が至る本質の前には、無駄な技術であり、「ストライクだけ打つ」というシンプルな思考を今期はテーマとしていたという。


イチロー選手のテクニックは世界最高峰だ。
しかしその技術、テクニックを自ら否定しうるバッティングの本質にイチロー選手が至るのは、
人間臭くて非常に好きだ。


イチロー選手の目標は、「50歳になっても現役4割バッターでいること」だそうだが、
「ストライクだけ打つ」というシンプルな発想は、技術・腕力に頼らないバッティングを指向する
ということであるので、加齢に伴う技術・腕力等の肉体の衰えを問題としない。


今の技術・腕力に頼らず「ストライクだけを打つ」と言う姿勢を貫く事ができれば、
40歳、50歳でも打率を上げることが可能だ。



イチロー選手は、今志向するバッティングの姿勢と、自らの目標がリンクする。
イチロー選手は全くブレがない。と思い知らされる。



また、非常に磨かれたイチロー選手の技術に到達することは、誰にもできない偉業だ。
それは本人が最も知るところだろう。
でもイチローは、自らそれを否定して見せた。何と言う潔さだろう。


「侍」というとちょっと陳腐かもしれないが、誇るべき日本人の姿勢だと思う。


イチロー選手はまさに日本と言う土壌が生んだ、プロフェッショナルだ。