子供は上手く歩けるようになるまで平均して240回転ぶ…

今日の言葉


「子供は上手く歩けるようになるまで平均して240回転ぶ…」



それが何か?


とお思いかもしれないが、子供は知らず知らずのうちに240回「挑戦」を「続けている」のだそうだ。


それは、「歩く」という同じ障害で240回失敗しているということだ。
そして、241回目に渡る挑戦の後、やっと成功をつかむのである。つまり、歩けるようになるのだ。




人は、ほぼ等しく、失敗を240回もしかも継続してできたと言うことである。


ではなぜ、そんなことが可能なのだろうか?


普通、大人になった私達は、同じ失敗を240回繰返せる精神力はない。

でも皆、過去は240回失敗した経験を持つのである。


とても不思議ではないかと思う。




しかし、大人の我々が、240回も失敗できなくなったのは、「失敗を恐れる」「失敗を無駄なものと」思う心理の
発露ではないだろうか。
そして、何より「240回も失敗するのだから成功するわけがないだろう」という気持ちになってしまうのだ。
そう、「成功すると信じる」ことができなくなるのだ。


そして、現実に失敗する。


逆に、子供は、そんなことを恐れない。
意識しているかしていないかは別としても、少なくとも「一生立てないとは信じていない」
し、失敗してしりもちをついて泣いたとしても「立つという意志」は萎えない。
失敗を恐れない最大の原因は、先の説明の通り「立てないとは信じない」「成功できないとは思わない」
というマインドに寄与するところが大きいのである。



今、2本足で立てる人は、過去に240回も失敗してそれを克服したすばらしい経験を有するのです。



少しそれを自覚してみると、挑戦もやぶさかではないし、自分のマインドがポジティブかネガティブかによって、
自らの結果に大きな影響を与えるという側面を忘れてはいけないと思いました。