アメ横

昨日アメ横に行ってきました。


アメ横は通販の縮図を思わせました。まず商材が、マグロ、カニなど
(粗利が高く、冷凍モノで保存が利き通販に適した食材であるといわれる)まさに
楽天市場などの通販で反応のある食材を販売していること。


ダイレクトレスポンスマーケティング的手法で、とにかく「アイキャッチ」する看板。
今が安いと思わせる掛け声でお客様を誘導する「動機付け」
対面販売でストレスなく購入できる「スピード決済」

他にもとにかく商売の仕掛けだらけで、非常に勉強になりました。


アメ横の値段はあって無いようなものですね…
はっきり言って商魂で売っているという感じです。
凄い。



また、混み混みぎゅうぎゅうで、お友達に「スリに注意」といわれました。


海外ですと、必ず警戒するようにしていますが、国内でそのような警戒をしていない自分に気付くと同時に、
国内における警戒度の低い自信のギャップを感じました。

まあ、それはどうでもいいですね。




で、御徒町の名店で、へぎそばとてんぷらと日本酒という日本人で良かった状態のご馳走でした。



ご一緒した友人は歴史家で、幕末のスペシャリストなのです。
ちょっと風変わりなところがあって「豊後って何県だっけ?」と昔の幕藩体制時の日本地図の方が現代日本地図より先に来るというフリークぶり。



そこでは

勝海舟を通じて、幕府時代の海軍の思想を銭の観念で裏取りする(分かるだろうか…!?)という、非常に私の興味のある分野。


江戸後期の商人に知識は0だけど非常に興味があるので・・・
色々教えてもらういい機会でした。


近江商人
伊勢商人
江戸商人
島津藩
などなど


人物では


五代友厚
渋沢栄一
岩崎弥太郎
勝海舟
小栗上野介

などなど



おもしろかったなー


で、今日の言葉はアメ横で見られた光景より



「ここには私達の欲しいものがある。と思わせたい」




お店構えについての考察です