代表なくして課税なし

国の借り入れで、一人当たりの借金が600万円以上となっております。

これは選挙権の無い未成年者への未来の借金です。


フリーターとして「親のスネをかじるな」などとよく言われますが、
マクロの世界では、親の世代こそ、子や孫(の世代)のスネをかじっていると言えます。


昔、アメリカ独立前、イギリス議会に対して「代表なくして課税なし」と訴えたことを思い出します。


まだ、選挙権も有さず、人格も未成熟の声の小さい弱者に対して強者の搾取であると誰も言わないのはなぜでしょう・・・?


それは、意識していてもしていなくても、強者に都合のよい世の中となり、孫の世代へ環境問題や国際問題など負の遺産を残して、そのことには思考停止し、現在の快楽を貪る。


弱者はこのようなことを問題意識とすることも少ないでしょうか、声を大にしてアウトプットすることもできない。


なぜなら、それは弱者だから・・・




って、今日はちょっと志向を変えて、チクッと社会的な風刺を入れてみました。
ビジネスの世界においても、売り側でも買い側でも、弱者になってはいけません。
日々そんなことを実感しています。
それにしても、不平等な世の中ですし、それに対して問題意識を持つことすらしない、できない人たちが多すぎることは、とても危険な状態であると思います。
1年、5年ではなく、誰も、50年、100年、500年と言うスパンで自分の時間を使って未来を考察することは無いのでしょうか。地球において支配者的階級にいるヒトにとっての当然の責任があると思いますので、社会的盲目は罪だとこの際思います。


と言うことで、シニカルな話の後で恐縮ですが、今日の言葉です。



「人間は忘れる天才である」



説によると記憶は9時間が限度だそうです。不完全な人間ですが、完全を目指そうとする人が好きです。


それをしなくなった人は…