あの芥川賞作家を引用します。

私、好きなんです。
村上龍氏。

私は古典的名著よりも、新しい潮流の作家を読み漁った時期がありました(ありましたと言っても、まだ、古典をそんなに読み漁ったわけでもありませんが)。


あの天邪鬼な…いや失礼、個性的なストーリーや表現でお馴染みの憧れの作家ですね。
あの世の矛盾や疑問にフォーカスする力、そしてアウトプット力。彼の頭脳には、思わず嫉妬を禁じえません。

でもでも、いや、だからこそ、色々読ませて頂きました。

相当昔に読んだ「愛と青春のファシスト」は、グイグイその世界に引き込まれて、魅了された事を思い出します。


今日は、その村上龍氏がインタビューで話していた言葉を引用させて頂きたいと思います。



「小説とか、クリエイティブなモノの創造は、丁寧な作業からしか生まれない」


恐れ多くも芥川賞作家のセリフを、ブログ用に私がアレンジしてしまっています。


一見、ダイナミックな文体も使うかなと思わせる同氏の手法も、緻密に計算された文章の雰囲気も「丁寧な作業からしか生まれない」絶妙な表現なのだと言うことですね…

そして、インタビューで続けて同氏は「丁寧な細かい作業を楽しそうにやっている人って好きなんですよ」って言ってました。

え?これもまさかアレンジしたんじゃないのかって…



もーーーーーしわけございませんっ!



とここでオチにしたいところですが、その「丁寧な作業からしか生まれない」という言葉は、仕事をする上で、肝に銘じなければいけないと自覚するところであります。と言うことを補足しておきたいと思います。