小浜市に見る!?メディアリリースとメディアブランディングのメソッド

今朝、米民主党大統領候補者バラク・オバマ氏を


勝手に応援している小浜市のニュースをじっくり見ました。



昨日はあのCNN初め海外メディアもこぞって集まる盛況ぶり、


マスコミがごった返しているそうです。



正直「アホか?」と思ってみていたのですが、


オバマロゴをはじめオバマグッズ、

同氏がハワイ出身と言うことでハワイアンダンスなど


これも一見アホらしいのですが、理に適っている。



どうやらこのブームを狙って仕掛けた人が存在し、


その筋書きに大枠沿った形で

その会のブランディングがされているのを垣間見ました。



私がコンサルしているメディア取材でのポイントを

的確に押さえています。

お見事です。



例えば、ロゴ一つとっても、それを作成するのにコストが掛かります。


海のものとも山のものとも思えないキャンペーンにシンボルのロゴを作ろう


等と発想する人は、ナカナカいません。


そして、それを刻印したグッズを作成する。


このコストだけでも、十万とは言わず、百万単位のお金を投資しているはずです。


当時1円の価値にもならないと多くの人が思えた活動であり、

海のものとも山のものとも分からないイベントに…



ということで、このブームを仕掛けた人は、間違いなく、


今日を予想と言うか、このブームを創造した人です。



今ではその辺のコストもすっかりペイしているほどの報道加熱振り。


仕掛け人の目的はこの際何でも良いとして、この鮮やかな手法に大変刺激を受けました。




このシナリオでは、最終的には、

1.オバマ氏が候補者のうちに、小浜市の代表と会見する

2.もし、大統領候になれば、そこでも会見する



と言う落としどころでしょう。


でも、もうメディア誘致には成功し、これは聞いたウワサですが、


ハワイのある都市と小浜市が友好都市に…


等行政の連携もあるやらないやら。


最終目的を例え達成できなくても、成果はお釣りがきています。



しかも私の予想では、今となっては、最終である、オバマ氏との会見というのも、


多忙な大統領選ではありますが、

日本人との友好の姿勢は、有色人種のイメージも悪くないと思うので双方の利害が一致し、


実現するだろうと思っています。



そして、恐らくそのことは、仕掛け人は予想しているでしょう。


本当にメディアの取材を受けたい人は

この小浜のムーブメントを客観的に分析すれば良いと思います。




今日の言葉


「著者いわく、

 『才能というものは、”どこにも属せない感覚”

 のなかにこそある』。
 
 これを著者は「非属の才能」と呼んでいる』


ビジネス作家のメルマガ、土井英司氏のコメントを引用しています。





お後がよろしいようで…