宮崎マンゴー食べました…

昨日帰ったら…


宮崎マンゴーがありました。
1万円の宮崎マンゴーです。ゴルフコンペの景品だそうです。



話題性、予算、意外性などなどコンペの景品の値段にふさわしい要素満載ですね…


私もこの手の超高額食材に関わった経験がありますので言えるのですが、
このような超高級食材は、自家消費というよりは贈物や法人需要などが殆どで、
個人問合せも、パーティーなどの景品として、のような需要が大半です。



で、味は…
確かにおいしいです。


別格に。


でも、通常の高いマンゴーとの価格比で見るほどおいしいかは・・・というところです。


でも、それで当然ですし、それでいいんだと思います。



だって、食材の品質と価格の関係って…

縦軸に価格、横軸に品質を取った場合、Jカーブを描くものなのですから、


高額になればなるほど品質の上昇率は落ちる。



ちょっとアカデミックで恐縮ですが、説明としてはわかりやすいと思いましたので…



だから、市中の価格はそのJカープ曲線で、価格と品質が最適化されているであろう(妥当と思われるだろう)ポイントに集約されるわけですね。




今の時代、コストを積み上げて価格を決定するやり方は古い。
なぜならば価格は感情で決するものだからだ。
えらいコンサルが理路整然と価格積み上げの算段をしていても、それは真に正しい唯一の道ではありません。と私は思っています。


コンサルはそういうことをするのが仕事なので、それをしないことは自らの存在意義を失ってしまいますので、ずっと積み上げの価格算定法を重視せざるを得ませんが、そもそも価格は感情で決するというのは、価格はある値段で買いたいという人が一杯いれば、それは原価率などは無視してその価格で売れるわけです。


コスト積み上げの計算式に興味がある消費者は、多くはないでしょう。
そして、お客様はその価格で買いたいのであるので、商売は成立しているわけです。



実はその意味において、多くの商品、価格決定は曖昧なものなのです。
それは価格決定の本質は、お客様の感情(この商品がこの価格なら買おう)に従うことだからです。


もちろん、お客様の価格センスというのは、日々の買い物で研ぎ澄まされていますし、価格決定の感情であっても、その直感には色々な計算を内包した上でのセンスある数字だと言うことは間違いありませんが…



世の中には、価格が見えない商品なんていうものも非常に多いですので、私の理屈ではそのような商品には、感情を最重視するべきと思うということです。


価格が見えない商品とは、例えば、墓石、ハウスクリーニング、レーシック、アダルトグッズ、ダイエットグッズ・食品などなど…
あげればキリがありませんね。



ということで、論旨は大分ズレまして、しかも長くなりましたが、今日の言葉


「悩んでいるのは暇な証拠」



あいた〜


という感じですが、


私も、そんな自分が嫌なので、これを脱却するプロセスにもきっと大きなリターンがあるはず、と信じて早く克服したいと思います。
イムリミットはわずか…